2021年1月19日 屋根塗装
絶えず紫外線や雨風などにさらされている屋根は、とても劣化しやすい箇所です。
経年により、色褪せ、コケやカビの発生、塗装の剥がれなどが起こり本来の保護機能や美観が損なわれて行きます。屋根の劣化は、建物全体の長持ちに繋がりますので、適切な塗り替えが必要になります。
屋根塗装を行う前に、現地調査を行い、塗り替えが必要かどうか、劣化状況や屋根の種類など
点検・調査を行います。屋根の種類も、様々あり、素材に合った塗料にて塗装します。
近年では、遮熱塗料と言って、室内への熱の侵入を遮断し、室内温度の上昇を抑えることが期待できる塗料などもあります。
屋根塗装工事の流れは、屋根塗装の前に、屋根専用の高圧洗浄方式にて汚れやコケなどを綺麗に落とす事から始まります。
屋根に、ひび割れなどがある場合、下地調整を行います。板金部には、ケレン作業(ヤスリなどで、錆や旧塗膜を落とすこと)を行い、塗装面を整えます。
下塗り→中塗り→上塗りの3工程にて塗装を行い、スレート屋根(新生瓦)塗装の場合は、最後に※縁切りを行い屋根塗装工事完了となります。
(※縁切り 塗装によって塗料が重なりあった部分をカットすること)「屋根縁切り」をもっと詳しく!
スレート屋根(新生瓦)塗装の場合、塗装完了後に、塗料でふさがった部分を、1枚1枚道具を使って開けていきます。屋根材裏面の 排水性と通気性を高め、雨漏りや腐食を防止する重要な作業です。
屋根の種類も多数ありますが、代表的な屋根材と特徴をご説明いたします。
色やデザインが豊富で価格が安く、「軽量」であることが大きな特徴です。日本の新築住宅で最も使用されている屋根材です。厚さ5mm程度の薄い素材のため、陶器瓦に比べて坪当たりの重量は半分以下です。その為、建物へかかる負荷が少ないと言えます。約10年ごとに塗り替えなどのメンテナンスが必要です。
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム55%・亜鉛43.4%・シリコン1.6%で構成されています。アルミニウムの耐食性と亜鉛の防食作用により、20年以上の長期にわたり錆を防ぎ、耐久性や耐候性能が高く、防火性に優れています。立地条件にもよりますが、他の屋根材に比べてメンテナンスの必要が少ないです。
瓦の中で、最も一般的なのが陶器瓦です。
耐久性が高く、断熱性・遮音性に優れています。釉薬によって好みの色を出せる為、デザイン性の幅が広がります。
初期費用のコスト・重量による建物への負荷が弱点と言えますが、耐久性が抜群に高い為、他の屋根材に比べてメンテナンスの必要があまりありません。
北米では、一般的に普及されている屋根材です。日本では、2007年の建築基準法の改正により、マンションや戸建て住宅の屋根に使用されるようになりました。防水・防音性が、非常に高く、柔らかいため複雑な屋根や曲面にも施工できる特徴があります。また、重量は、スレート屋根の約半分と軽量です。メンテナンス時期は、約10~20年後に張り替え、もしくはカバー工法(重ね葺き)のリフォームが必要です。
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